≪パーカーポイント100点の実力を持つ造り手≫
クロード・デュガはジュヴレ・シャンベルタン村で6代に亘り家族経営でワインを生産しています。1977年から父モーリスが自家元詰を始めました。クロード・デュガの名の下で詰め始めたのは1991年になります。現在は3人の子供、レティシア、ベルトラン、ジャンヌも共にワインを造っており、モーリスと共に3世代が生産に関わっています。
一番生産量の多いジュヴレ・シャンベルタンは、15区画のブドウがブレンドされており、ジュヴレ・シャンベルタンの全体像を感じることができます。最も樹齢の古いブドウで100年、平均樹齢は70年となっています。ブドウの栽培、醸造はどのキュヴェも樽の熟成以外は全く同じです。ACブルゴーニュは1年物の樽で16カ月、ジュヴレ・シャンベルタンは1年物の樽50%と新樽50%で18カ月、プルミエ・クリュ以上は新樽100%で18カ月の熟成となっています。
僅かしか入荷しない貴重なマール(ブドウを圧搾した後に残る果皮や種、果梗を発酵、蒸留して造られるブランデー)。カラーは光輝く深みのある金色。バニラ、スミレのはっきりとしたアロマ、複雑性のあるブーケとオイリーでまろやかな口あたり。レーズンやスパイス、キャラメルの層を織りなすニュアンスが心地よい。綺麗な余韻はまとわりつくほど長く印象的。フィネスと華やかさを兼ね備えたDugatの造る極上のマールです。(2002ヴィンテージは2樽のみ生産)
(※画像は2000ヴィンテージのもの)